ゆで卵は水とお湯、どっちでゆでる? 「好みの固さにしたい」答えがわかった

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同じ8分間ゆでたら変化が

   では、沸騰後に同じ時間ゆでた場合、水から温めた場合とある程度温まった湯を使った場合では、味や出来上がりに違いはあるのか。記者は、それぞれ試してみた。各サイトで、やや半熟気味の目安とされている8分ゆでた。

   まずは水から。卵が浸かる程度(800ミリリットル)まで水を鍋に入れて、そのまま火にかける。約7分で沸騰してきた。そこから中火で8分間、タイマーで計った。

   次に、湯から。同じく800ミリリットル鍋に入れて、火にかける。6分半後、沸騰した。そこからひび割れしないようにお玉で卵をゆっくり入れる。同じく中火で8分ゆで、火を止めた。

(左から)水からゆでた卵と湯からゆでた卵
(左から)水からゆでた卵と湯からゆでた卵

   見た目に差はない。湯からゆでたほうは、かすかにヒビが入っていた。

   水からゆでた卵を半分に割ってみると、半熟ではない。

水からゆでた卵
水からゆでた卵

   沸騰するまでの間もずっと卵を火にかけ続けていたからだろうか。固くなっていた。前述の「Foodie」にあった通り、もう少し短い時間で火を止めてよかったようだ。ゆでる時間そのものは短くできることが確認できた。

湯からゆでた卵
湯からゆでた卵

   一方、湯からゆでた卵は、理想的な「やや半熟」に仕上がっている。水から鍋に入れた卵も、沸騰してから鍋に入れた卵も、それぞれゆでた時間は同じだった。しかし、キユーピーとヤマサ醬油のサイトに書かれている通り、沸騰してから卵を鍋に入れたほうが想像通りの固さになった。

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