はつめ:プロゲーマーと言えど、いろいろなお仕事があるのは楽しかったですね。自分より年上の学生に専門学校で講義したり。
いしたにまさき:そうか、今は専門学校でプロゲーマーコースとかあるもんなあ。
愛と勇気と情熱を届ける
はつめ:私たちのお仕事は「アンパンマン」みたいな感じで、愛と勇気と情熱を届けるものだったので、当時はあんまり言いませんでしたが、正直お金払ってゲーム教わるくらいなら、家でゲームしてた方がいいと個人的には思ってます。
いしたに:先生としては未来ある人たちに、それを言ってはいけない(笑)。
はつめ:この記事が出て、専門学校からのお仕事がなくなったらJ-CASTさん養ってください!(笑)。当日「せっかくここにいるなら、有意義な学びとつながりを得てください」とは言ってました。
いしたに:私もいろいろ講師みたいなことはやるのですが、やってみるとわかるのは、講師側は当たり前だと思って自然にやってることが、学生さんにとっては当たり前じゃないことが、ホントに山ほどあるんですよね。
はつめ:なるほど。
いしたに:そこをまずは教えてもらった上で、家でゲームするってのは、全然違う経験になると思います。なので、講師の仕事はなくならないと思います(笑)。
はつめ:よかったです。私たちが学生だった頃、そんな専門学校なんてなかったので。今はこう言ってますが、数年後もしかしたら専門学校卒業生たちが覇権を取っている可能性もあるかもしれないですね。時代の流れですかね。
いしたに:ほら、それこそ吉本(興業)がそうでしょ。
はつめ:たしかに。
いしたに:「お笑いの学校なんて」って、始まったときには言われたものですが、いまやあそこ出身の人多いですから。声優しかり、音楽しかり、だんだんそうなっていってる。
はつめ:そうなったら、うれしいですね。
いしたに:それが、プロゲーマーのすそ野を広げているとも思います。
芸能事務所がスカウト来てた
いしたに:さてさて、プロゲーマーとなると、誰もが思い浮かべるのが大会のことだと思います。
はつめ:そのためにある仕事なのでね。
いしたに:はつめさん、これまで多くの大会に参加されていると思いますが、プロゲーマー目線で、「あんなこと、こんなことあった」という話をぜひ聞きたいですね。国内と海外で、違うところもあるでしょうし。
はつめ:「プロ目線で~」となると難しい話ですが......何年前だろう、わからないけど、国内大会に芸能事務所がスカウト来てたことはありましたね。
いしたに:へー。
はつめ:あと、大会は割と面白話とかが多くて、ツイートしてたやつだと、こんなのとか。毎回「アケコン」が空港の荷物検査で引っかかるとか。
いしたに:たしかにアケコンは知らないと「なんだこれは?」って話にはなりそう(笑)。
アケコン:アーケードコントローラーの略。いわゆるゲームセンターの業務用筐体についているようなコントローラーを家庭でも使えるようにしたもの。
はつめ:でもでも、すごいですよ。毎年夏に、この記事でもよく出てくるEVOがラスベガスであるわけです。アメリカって、テレビでEVOが中継されるんですよ。それもあってなのか、アメリカの入国審査とか荷物検査で、「あ!お前格ゲーマーか!?EVO出るんか!?」って言われたり。
いしたに:ラスベガスの空港らしいエピソードですね(笑)。
はつめ:いい国だな~って思いました。 試合に関しては、たくさん動画あるからいくらでも見れるんですけど。海外行った時のVlogとか、多分日本勢では私しか出してないので。是非動画見てください!!!!!!!!!!
いしたに:この辺とかかな。
(次回に続く)
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