クラスター地域の外出は「3~5日に1度」
当局はこれまた狂気の追跡で、感染源を特定した。南京市の発表によると7月10日のロシアからのフライトで、航空機を清掃していたスタッフが防護服の洗濯・着脱ルールを徹底しなかったことから感染が広がったという。8月9日までに南京市で確認された感染者のうち3分の1は、空港の清掃スタッフだった。
同市は空港の感染防止対策に「緩み」があったとし、運営会社のトップなど5人を外し監察の調査にかけることを決めた。また、南京市に近い揚州市でも数百人のクラスターが発生しており、同市は感染拡大エリアの住民の外出を3~5日に一度に制限。自宅にこもってもらう代わりに生活手当を支給している。