コロナクラスター学習塾で急増 「ワクチン対象外」の子どもに広がる危機

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6月から接種年齢を12歳以上に

   デルタ株関連では、米フォーブスが8月5日、「米南部でコロナ感染の子どもの入院が急増」と米国状況を報じ、沖縄タイムスも7日、「小児でも重症化 沖縄で0~15歳の入院患者が急増」と新たな動きを伝えている。

   コロナ対策の再有力な手段はワクチンだが、厚生労働省のウェブサイトによると、接種の対象は、満12歳以上。「12歳に満たない方は、新型コロナワクチンの接種の対象にはなりません」。

   ファイザー社の新型コロナワクチンは当初、16歳以上が接種対象だったが,海外の臨床試験結果を踏まえ,6月1日から、年齢が12歳以上に引き下げられた。

   しかし、「12~15 歳」も条件付き。厚労省の「12~15 歳のお子様の保護者の方へ」という説明書には、「接種させる場合には、予診票の署名欄に、保護者の氏名を署名してください」「予診票に保護者の署名がなければ予防接種は受けられません」となっている。

   ワクチン接種の対象年齢は、現時点の科学的知見に基づいて決められている。12歳未満の子どもが接種できるワクチンはいつできるのか。厚労省のサイトによると、ファイザー社やモデルナ社の新型コロナワクチンは現在、海外で、生後6か月~11歳を対象とした臨床試験が実施されており、今後、接種の対象年齢が広がる可能性はあるという。今のところ、その時期はまだはっきりしないようだ。

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