「ミライトワ」のかわいさに今さら気付いた 五輪終了もぬいぐるみは高騰

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   閉会したばかりの東京オリンピックの顔役、「ミライトワ」。東京パラリンピックのマスコット・ソメイティと並んで、2018年に公式マスコットキャラクターとして制定された。

   大会時期には五輪関連広告やSNS上で姿を見かける機会も多く、その存在も広く浸透したようだ。ツイッター上では「今さらミライトワのかわいさに気付いた」という旨のツイートが続出している。

  • ミライトワが今になって人気に?(画像は東京五輪公式オンラインショップから)
    ミライトワが今になって人気に?(画像は東京五輪公式オンラインショップから)
  • ミライトワが今になって人気に?(画像は東京五輪公式オンラインショップから)

選出直後はイマイチな反応もあったが

   2018年2月末、ミライトワとソメイティのデザインが決定した直後、ツイッター上でデザインに関する感想のツイートを見ると、「かわいい」といった好意的な声もある一方で、「絶対にぬいぐるみは買わない」「いまいち可愛くない」など、半分近くが否定的な反応だった。

   一方で21年8月10日現在、ツイッターで「ミライトワ」とキーワード検索をしようとすると、検索候補には「かわいい」という言葉が表示される。また、ミライトワを好意的に評するツイートは数百件以上確認できる。

   上述の通り、閉会後になってミライトワの「かわいさ」を認識したという声も多いほか、今さらミライトワのぬいぐるみを購入しようとしたところ、オフィシャルショップではすでに売り切れとなっていたことを嘆く人もみられる。

   8月8日、閉会式直後のネット掲示板の書き込みでは「着ぐるみミライトワかわいすぎる」「絵より立体が可愛い」と、報道などで見かける着ぐるみのデザインを評価する声も。また、この状況について「(マスコットとして)選ばれた時は微妙な反応だったのに終わってから再評価ってのも面白い」とするコメントもあった。

   東京五輪公式オンラインショップのミライトワグッズの種類はいくつか用意されている。人気を受けてか、ぬいぐるみだと、「SS」1320円、「S」2178円(税込・以下同)、「M」3410円、「L」4180円の4サイズは全て完売だ。

公式価格14万円のぬいぐるみもある

   ECサイト「アマゾン」では、これらのグッズの新品が高値で販売されている。SSは3300円、Sは4200円、MとLは6500円となっており、S・Mは2倍近い価格だ。

   アマゾンの値段の推移がわかる非公式アプリ「Keepa」によれば、Mサイズはもともと21年7月まで4380円~4500円で値動きしており、公式価格よりは高額だった。そして東京五輪の開会直前、7月18日には6980円に上昇。8月1日~9日は5000円前後に落ち着いたが、現在再び6500円となっている。

   フリマアプリ「メルカリ」では、公式グッズショップのものや、ゲームセンターのクレーンゲームの景品仕様のぬいぐるみ、キーホルダー、大会ボランティアへの配布品とされるピンバッジなど、あらゆる種類のミライトワグッズが無数に出回っている。

   なお、公式オンラインショップでも、ミライトワのステッカーやカチューシャといったグッズが数点残っている。ぬいぐるみだと、全長130センチメートルの「特大」サイズが14万3000円で販売されている。

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