東京オリンピックは終盤を迎えているが、経済活動の維持と円滑な大会運営のため、都は交通規制区間の迂回(うかい)やテレワーク、時差出勤などの協力を改めて呼びかけている。
交通規制は、パラリンピックの開催に伴い、2021年9月5日まで続けられる。8月10~23日は除く。
競技会場の周辺には、進入禁止エリアも
期間中、様々な交通対策を実施している。選手の円滑な輸送のため、大会関係車両の専用レーンや優先レーンが設けられる。専用レーンは、大会関係車両以外は通行禁止となり、優先レーンでは大会関係車両が通行していない場合は通行可能だ。
競技会場の周辺には、進入禁止エリアや通行規制エリア、迂回エリアが設置される(画像1参照)。進入禁止エリアではフェンス等が設けられ、大会関係者以外の車両や歩行者、自転車は通行不可となっている。
宿泊施設と空港、競技会場などを結ぶ経路には「関係者輸送ルート」として、看板が置かれている(画像2)。ほかにも、練習会場へ選手を送迎する際に使う「練習会場ルート」や、事故や渋滞で競技会場までのルートが使用できない場合に使用する「代替ルート」もある(画像3)。