橘ケンチを日本酒にたとえたらこうなった
橘さんも中務さんも、日本酒の銘柄をいくつも挙げて、記者の質問によどみなく答えてくれた。
漫画『あらばしり』にも、多種多様な日本酒が個性的な「イケメン」キャラクターになって出てくる。
橘さん「初めは擬人化じゃなく、それぞれの酒に『背番号』をつけるというアイデアがありましたが、色々と考えているうちに『人にしてしまった方が早いな』と(笑)」
こんな制作秘話を明かした。
では、橘さんと中務さんが互いを「日本酒」にたとえたら。
中務さん「ケンチさんは、僕にとってまさに日本酒の王とか、神様のような存在なので...。『十四代』とか『而今(じこん) 』ですね。人気が高くて、なかなか手に入れられない『日本酒の大御所』的イメージです」
橘さん「それは嬉しい!光栄です。裕太は『赤武が好き』ばっかり言ってるから、もう『赤武』にしか見えなくなってきた...髪の毛青いけど(笑)」
中務さん「本当ですか! 僕もケンチさんみたいに、赤武酒造さんとコラボして日本酒を造ってみたいんですよ。そうしたら『あらばしり』の新キャラクターとして採用してもらいたいです!赤武の弟ポジションで(笑)」
『あらばしり』は、少年マガジン公式無料漫画アプリ「マガジンポケット(マガポケ)」で連載しており、3話まで無料で読める。橘さんは「お酒の銘柄はまだまだたくさんあるので、登場キャラクターを着々と増やして、にぎやかにしていきたい。『あらばしり』の核となるコンテンツを丁寧に育てて、舞台化やアニメ化にも繋げたいですね」と展望を描きながら、最後に今後の抱負をこう語った。
橘さん「日本酒のファンになり、色々な酒蔵にお邪魔して知識を蓄えさせてもらうようになってから、『日本酒と音楽は似ている』と思いました。各酒造は、まさしくアーティストです。酒を飲み、作り手の方々から話を聞く内に、ジャンルやこだわりがまるで違うのだと気づきました。EXILEは『日本を元気に』というテーマで活動していますから、僕らしいエンタメ的な方法でそれぞれの日本酒の魅力を発信し、業界を応援していきたいです」