筆者が選ぶ注目の3選手
東京五輪サッカー日本代表、最後の試合。
オーバーエイジとしてチームをけん引してきた吉田、酒井宏樹、遠藤航。チームの顔である久保と堂安律は多くのメディアに取り上げられ、フォーカスされてきた。
そこで筆者は、これらの選手以外で今大会ブレイクし、メキシコ戦で注目の選手を挙げたい。
中山雄太
長らく長友佑都が君臨してきた日本代表の左サイドバックだが、その後継者に最も近づいたと思う。メキシコ戦では、酒井同様の「プレスをいなす縦パス」とビルドアップに期待したい。
林大地
ポスト大迫勇也。大学時代に身につけた「競り」を駆使し、ボールが収まるワントップに名乗りをあげた。足りないのは得点のみ。メキシコ戦でも「競り」を使った起点は機能するはず。あとはゴールをとれれば、一気に世界に羽ばたいていくだろう。
相馬勇紀
大事なグループリーグ二戦目のメキシコ戦でのPK獲得はもちろん、スペイン戦でもスピード、ドリブル共に通用していた。強いて言うならば、スペイン戦はもっと自信をもって、もっと仕掛けても良かった。そう思わせてくれるくらい、期待感があった。メキシコ戦でもファウルをもらいに行かない、タフなドリブルでサイドから得点機会を演出して欲しい。