日本サッカー「53年ぶり銅メダル」へ メキシコ撃破のカギ握る選手と秘策

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筆者が選ぶ注目の3選手

   東京五輪サッカー日本代表、最後の試合。

   オーバーエイジとしてチームをけん引してきた吉田、酒井宏樹、遠藤航。チームの顔である久保と堂安律は多くのメディアに取り上げられ、フォーカスされてきた。

   そこで筆者は、これらの選手以外で今大会ブレイクし、メキシコ戦で注目の選手を挙げたい。

中山雄太
長らく長友佑都が君臨してきた日本代表の左サイドバックだが、その後継者に最も近づいたと思う。メキシコ戦では、酒井同様の「プレスをいなす縦パス」とビルドアップに期待したい。

林大地
ポスト大迫勇也。大学時代に身につけた「競り」を駆使し、ボールが収まるワントップに名乗りをあげた。足りないのは得点のみ。メキシコ戦でも「競り」を使った起点は機能するはず。あとはゴールをとれれば、一気に世界に羽ばたいていくだろう。

相馬勇紀
大事なグループリーグ二戦目のメキシコ戦でのPK獲得はもちろん、スペイン戦でもスピード、ドリブル共に通用していた。強いて言うならば、スペイン戦はもっと自信をもって、もっと仕掛けても良かった。そう思わせてくれるくらい、期待感があった。メキシコ戦でもファウルをもらいに行かない、タフなドリブルでサイドから得点機会を演出して欲しい。

文:石井紘人(いしい・はやと)
   ラジオやテレビでスポーツ解説を行う。主に運動生理学の批評を専門とする。著書に『足指をまげるだけで腰痛は治る』(ぴあ)『足ゆび力』(ガイドワークス)など。『TokyoNHK2020』サイトでも一年間に渡り、パラリンピックスポーツの取材を行い、「将棋をスポーツ化した競技『ボッチャ』 ゴルフのパターのような一球集中の技術とメンタル」などを寄稿。メルマガ・自サイトは『週刊審判批評』。
   株式会社ダブルインフィニティ代表取締役でもあり、JFA協力、Jリーグと制作した『審判』、日本サッカー名シーン&ゴール集『Jリーグメモリーズ&アーカイブス』の版元でもある。

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