コロナ感染拡大デパ地下や家電量販店で 生活必需品売り場が危険ゾーンに

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消毒後は平常営業

   各社の対応の中で、際立つのは阪神百貨店だ。運営するエイチ・ツー・オーリテイリングによると、約2000人にPCR検査を実施したこともあって、感染者数が膨らんだようだ。

   関西テレビの3日の報道によると、エイチ・ツー・オーリテイリングは、「対策を強化していたにもかかわらず、多くの感染者が出たことに驚愕している。換気の強化やPCR検査の実施、科学的な調査などを進め、全館の営業再開に向けて全力で取り組む」としている。

   都内の百貨店では、感染者が出ると、「当該勤務者の行動を特定し、適切に消毒・清掃を行った上で、翌日は通常通り営業」というところが多い。かなりのコストをかけ、検温、マスク着用及びアルコール消毒等の感染拡大防止策も講じていたのになぜ感染者が出たのかという悔しい思いも垣間見える。中には館内の客数を常時明示している店もある。しかし、阪神百貨店のように、感染判明後に関係従業員のPCR検査などさらに詳しい検査をしたら、感染者がもっと増える可能性もありそうだ。

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