コロナ感染拡大デパ地下や家電量販店で 生活必需品売り場が危険ゾーンに

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身近なところにコロナ

   東京ではデルタ株のまん延で、毎日のように3000~4000人の感染が発表されている。といっても人口が多いので、いったい誰がどこで感染しているのかということが今一つピンとこない。しかし、こうした百貨店のウェブサイトの報告を見ると、身近なところでコロナが横行していることがわかる。

   とくに百貨店では「食品売り場」が要注意ゾーンになっていることに気づく。閉店間際になると、値下げ品を求めて、客が急増する。マスクはしていても従業員は呼び込みの声を大きくせざるを得ない。緊急事態宣言も、最初のころは緊張感があり、買う側も売る側も言動を抑制気味だったが、最近はすっかり平時に戻っているところが多い。従業員の感染は、客にとってもリスクだ。

   百貨店以外でも、多数の客が集まるところで感染者が増えている。例えば家電量販店。ビックカメラのサイトを見ると、「8月3日 有楽町店」「8月1日 池袋本店」「8月1日 有楽町店」「7月31日 有楽町店」「7月31日 ビックロビックカメラ新宿東口店」「7月31日 池袋本店」と、「新型コロナウイルス感染者の発生について」の報告が目白押しだ。

   ヤマダ電機やユニクロなども、全国の店舗で毎日のように感染者が出ている。やはり、サイトで感染概況を確認できる。

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