コロナ禍の東京五輪 金メダルは「コロナ発生地」中国がトップの皮肉

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ネット世代は「金」への関心薄れる

   韓国の中央日報は、日本の躍進についてクールな分析を載せている。

   日本は自国で開催される五輪のために積極的に投資したとみている。東京五輪選手の強化に使われた予算は増え、メダルの可能性が高い種目には追加された。さらに新型コロナパンデミック時代に開催される五輪は「開催国プレミアム」が非常に大きいと書いている。

   ほとんどの外国選手は日本で、現地に適応する練習が十分にできなかった。日本の夏の殺人的な猛暑にも自国の選手は慣れている、などを指摘。このため「不平等五輪」という声も出ていることも紹介している。

   Record Chinaは中国の報道を紹介している。開催国には追加種目を提案する権利があるために、東京五輪では柔道混合団体などが採用され、日本にとって金メダル数の可能性が増えた。スケートボードやサーフィン、スポーツクライミングなどの競技が採用されたことも関係していると指摘している。

   ただし、卓球の混合ダブルスで水谷隼と伊藤美誠の両選手ペアが優勝したことについては、「間違いなく、非常に重い金メダル」と高く評価しているという。

   ヤフーは8月1日まで「東京五輪、日本は金メダルを何個獲得できると思う?」というアンケートをしていた。約27万の回答数のうち67.8%は「個数は重視しない」。インターネット世代の五輪への関心が、「日本の金メダル」のみではなくなっていることを伝えている。

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