東京五輪「金2つ」で女子大生射撃選手がアイドル化 マンションまで贈られ

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大学側は「彼氏募集」投稿で炎上

楊さんのウェイボより
楊さんのウェイボより

   中国人の五輪への熱狂ぶり、メダルへの関心はすさまじく、突然現れた話題尽くしの新星に、関係者も完全に浮足立っている。

   楊選手の地元、浙江省寧波市の大手アパレル企業「雅戈尔(Youngor)」は7月25日、金メダルのお祝いにマンションをプレゼントすると発表した。

マンションのプレゼントを宣言する投稿
マンションのプレゼントを宣言する投稿

   清華大学は28日、SNSウェイボの公式アカウントで、楊選手の母親がメディアのインタビューで「娘に彼氏はいない」と発言したことを紹介し、「彼女のいない全ての男子学生へ。私たちのあの子は彼氏がいない」と投稿。こちらはおせっかいも度が過ぎると批判を呼び、炎上した(7月30日時点で投稿は削除されている)。

   当の楊選手は7月28日に帰国し、現在は隔離生活を送っている。ネットでは、過去の五輪でスターに祭り上げられ、その後調子を崩した女子選手の名を挙げ、楊さんの今後を心配する声も出ている。

浦上早苗
経済ジャーナリスト、法政大学MBA兼任教員。福岡市出身。近著に「新型コロナ VS 中国14億人」(小学館新書)。「中国」は大きすぎて、何をどう切り取っても「一面しか書いてない」と言われますが、そもそも一人で全俯瞰できる代物ではないのは重々承知の上で、中国と接点のある人たちが「ああ、分かる」と共感できるような「一面」「一片」を集めるよう心がけています。
Twitter:https://twitter.com/sanadi37
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