東京の感染者3000人超えも危機感薄い 新宿「トー横」で若者は夜中に外飲み

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ワクチンを打ったから気にしていない

   都の発表によると、年齢別で最も感染者が多いのは20代で、2848人中951人だ。感染拡大の続く現状をどう考えているのか、J-CASTトレンドは7月29日、東京都に住む若者に取材した。

   10代の男子大学生は、2848人という新規感染者数について「多いなあとは思いますが、正直あまり気にしていません」と語る。周りの友人が新型コロナに感染するケースも度々あるが、目立つ症状としては「味覚が一時的になくなるぐらいで、みんなケロッと治っています」。周りで重症になる事例がないため、感染への不安はあまりなく、「今日もサークルでは飲み会があります」と話した。

   20代の男子大学生は、感染者数について「へえ、という感想です」。飲み会には週に一回というペースで参加している。感染対策として、外出時はマスクをしているほか、新型コロナワクチンを一度接種しているが、周りに感染者がいないということもあって感染への危機感は薄いという。「ワクチンも打ちましたし、感染者数が増えても、これから外出自粛など他の対策をすることはない」とした。

   20代会社員の男性も、「(感染者数は多いが)びっくりはしていません。人出も多いので当然かと」。繁華街へ飲みに行くことは多いが、自身や友人では新型コロナワクチンを2回接種している人が多く、感染のリスクは低いと考えているという。今後も渋谷や新宿などで飲みに出るつもりだと明かした。

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