東京の感染者3000人超えも危機感薄い 新宿「トー横」で若者は夜中に外飲み

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがきかない。若者は今日も飲みに出かける。

   東京都では、1日では最多となる3177人の新規感染者が2021年7月28日に発表された。前日27日にも、今年1月7日以来最多を更新する2848人の感染者が発表されていた。27日は平日だったが、夜の新宿・歌舞伎町の「TOHOシネマズ新宿」付近では路上飲みが行われていた。

  • 2021年7月28日22時の新宿歌舞伎町シネシティ広場
    2021年7月28日22時の新宿歌舞伎町シネシティ広場
  • 2021年7月28日22時の新宿歌舞伎町シネシティ広場

広場内から外まで路上飲み

   7月28日22時ごろの歌舞伎町。緊急事態宣言の最中とあって、明かりをつけずに閉まっている飲食店も多かったが、それでも営業を続ける居酒屋も散見された。

   歌舞伎町一番街の通りは、コロナ禍前と比べて人通りは減っているものの、無数の若者が行き交う。歩きタバコをする人もいた。

   「TOHOシネマズ新宿」横のシネシティ広場前には、ガールズバーの看板を持った呼び込みの女性が立っていた。広場内をのぞくと、若者のグループが4組ほどたまっている。最も大きいグループでは10人以上が座りこんでおり、途中で3人ほど合流。お酒とみられる缶類を囲みながら楽しげに談笑していた。

   広場を西に抜けても、5人規模ずつの若者のグループが2組路上に集まっていた。エナジードリンクのほか、発泡酒のような缶を囲んでいるのが見えた。緊急事態宣言の発令を感じさせない歌舞伎町の姿が、そこにあった。

姉妹サイト