新型コロナ感染爆発の瀬戸際 急拡大はデータが予測していた

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陽性率も過去最高

   さらに「陽性率」からも急増は予測できていた。都は陽性率についてもウェブサイトで説明している。

   NHKによると、都の「陽性率」は、その日に行われたPCR検査で、陽性と判明した人数を、検査した人数で割って算出したものではない。その日までの1週間に陽性と判明した人数の平均を、その日までの1週間に検査した人数の平均で割って「陽性率」を算出している。たとえば1週間に陽性と判明した人の平均が22人で、同じ期間に検査した人の平均が292人なら、7.5%となる。

   都の陽性率は、6月後半から7月上旬段階では4~5%台だったが、徐々に増加、やがて急速に右肩上がりになって7月19日は10%を突破し、26日には15.7%。過去最高だった1月7日も上回った。

   前述のように休日は検査数が大幅に減るので、陽性率がアップしていても、感染者数は直ちに増加しない。検査数が増える平日になると、陽性率アップがもろに反映され、感染者数が急増することは容易に予測できた。

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