テレビ番組は東京五輪だらけ 1日17時間放送、ニュースも五輪、コロナ報道どこへ

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情報番組も五輪でお祭りムード

   民放では、7月25日のテレビ朝日も東京五輪づくしだ。11時〜14時30分には卓球の混合ダブルスや柔道の女子52キロ級・男子66キロ級を中継。14時30分〜17時にテニスとバドミントン、17時〜19時50分には再び柔道女子52キロ級・男子66キロ級を放送した。テレビ朝日のメディアサイト「テレ朝ポスト」によれば、この日の五輪についての放送は「17時間超」だという。

   19時50分〜23時にはサッカー男子予選・日本対メキシコを放送。23時から翌2時にも「東京五輪プレミアム」で試合のハイライトなどを放送した。26日には19時から21時48分までバレーボール男子予選の中継だった。

   日本テレビでは25日には試合中継はなかったが、情報番組「シューイチ」など複数番組で東京五輪をテーマに3時間以上取り上げた。26日にも試合中継はないが、報道番組「ZIP!」「スッキリ」「情報ライブ ミヤネ屋」などで4時間半以上五輪について報じた。

   スッキリではMCの加藤浩次さんが「本当にやっぱオリンピック見てて興奮するなあと思いますね!」と話し、出演者で俳優の小澤征悦さんは「(小澤さんも)見てます見てます。見れなかったのは後で追っかけて見たりしてますけれども。こんなに、スポーツっていうのは人の心を動かすんだなというのを改めて感じています」とコメント。スタジオは五輪に染まっていた。

   TBSでは25日、報道番組「サンデーモーニング」などで2時間以上五輪について報道。26日は4時25分放送の情報番組「はやドキ!」などで計2時間以上東京五輪について取り上げ、10時25分〜14時30分には柔道女子57キロ級・男子73キロ級を中継した。

   フジテレビだと25日は情報番組「ワイドナショー」や「Mr.サンデー」で1時間以上東京五輪について取り上げた。26日には「めざましテレビ」「めざまし8」で計2時間以上五輪について報じ、9時から翌2時までは「大型中継枠」で競泳や卓球を放映した。

   中継がなくても、情報番組を中心に五輪一色でお祭り気分。新型コロナウイルスの感染者は増加傾向だが、その深刻さは感じられない――。

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