ブルーインパルス撮りたさに
開会式直前の21年7月21日午後、航空自衛隊の飛行チーム「ブルーインパルス」が展示飛行の予行練習を都内上空で実施した。J-CASTトレンドでは同日、国立競技場周辺を取材していた。担当記者によると、近くでは記念写真を撮りたい人が路上にあふれたという。現場では警官がメガホンを使って「横断歩道で立ち止まらないでください」「そこで写真を撮らないでください」と注意を促していたが、ソーシャルディスタンスはとられていなかった。複数人で見物や撮影に訪れる人が多く、人との距離もせいぜい30〜50センチ程度だったと、担当記者は話した。
開会式当日の23日夜には、JR東京駅前に設置されていた五輪開幕までの時間を示すカウントダウン時計周辺に多くの人が訪れた。同日付の産経新聞(電子版)は「カメラやスマートフォンを手にした人が100人以上密集し、大きな人だかりができた」と、ぎゅうぎゅうになりながら時計を撮影する人々の様子を報じた。