味の素AGFのコーヒーブランド「ブレンディ」は、牛乳や水に注ぐだけで簡単にドリンクが完成する希釈用の「ポーションタイプ」を販売している。
実は、これを使えば簡単に様々なアレンジドリンクやスイーツが楽しめる。実際に作ったので、さっそく紹介しよう。
凍らせるだけで濃いままに
今回記者が使ったのは、「ポーションコーヒー 甘さひかえめ」と「ポーションコーヒー キャラメルオレベース」の2種。ほかにも「抹茶オレ」「紅茶」などが売られている。
まずは、ドリンクのアレンジ2種。「炭酸コーヒー」と「氷コーヒー」を作った。
炭酸コーヒーは、グラスに「ポーションコーヒー 甘さひかえめ」1個を入れて、炭酸水150ミリリットルを注げば完成だ。炭酸水とコーヒーは一見不思議な組み合わせだが、過去に日本の飲料メーカーから商品化された実績もある、知る人ぞ知るドリンク。
記者は、炭酸水と紅茶を割った「ティーソーダ」は飲んだことがあったが、炭酸コーヒーは初めてだ。普通のアイスコーヒーと比べてさっぱりしていて、よりコーヒーの風味が際立つように感じた。
氷コーヒーは、ブレンディの公式サイトでレシピが紹介されている。「ポーションコーヒー 甘さひかえめ」を、そのまま凍らせる必要がある。
凍ったらグラスに入れて、そこに牛乳を注げば出来上がり。通常の氷を入れると時間が経つにつれて溶けて、味が薄まってしまう。しかし、ポーションごと凍らせてしまえば、最後まで濃いままの状態でおいしく飲める。ちょっとした技だ。
次に、公式サイトで紹介されていた「アフォガード風アイス」。バニラアイスを器に盛りつけ、上からポーションコーヒーをかけるだけ。「甘さひかえめ」のポーションを使った。
コーヒーの苦みとバニラアイスの冷たい甘さが合体して、ぜいたくな味わいに。大人の夏のおやつに向いてそうだ。ちなみに、アイスが溶けてもおいしく食べられた。いや、飲めた。