BTS「ダイナマイト」は許されるけど コロナ急増で韓国「音楽規制」の条件

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PSYとBTSがツーショット

   「BPM」は「beats per minute」の略。医学では1分間あたりの脈拍、音楽では1分間あたりの四分音符の数(拍子)を表す。

   2012年に発売されたPSYの「江南スタイル」はアップテンポのコミカルな「乗馬ダンス」で一躍大人気になった。BPM 132という数字を知って、納得する人も多いに違いない。ビルボード「HOT100」7週連続で2位。韓国人歌手としては過去最高を記録し、世界中でPSYの振りをまねる動画が大量にアップされた。

   7人組男性グループBTSの「ダイナマイト」は、2020年にビルボード初登場1位。最近作の「Butter」も21年7月13日現在、7週目の首位をキープし、今や世界最高のダンス・ボーカルグループとなっている。BPM110台とはいえ、ダンスの動きは激しい。

   BTSは今や全世界で空前の人気を誇っており、規制水準を下げて「ダイナマイト」や「Butter」を規制対象にすることは韓国政府にとって難しかったに違いない。

   今回、1分間のテンポ数が「120」で区分けされたことで、PSYとBTSは引き裂かれることになったが、両者は個人的には親密なようだ。PSYは2020年9月21日、BTSのメンバーの一人、Vとハグする2ショットをインスタグラムで公開している。二人は誕生日が一日違いなのだという。

   韓国の報道によると、BTSは9月25日、6大陸の主要都市を結んで開催されるコロナ禍支援のチャリティーライブに出演する予定だ。

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