渋谷教育学園幕張では海外30校に合格者
この記事では最近、日本の高校から海外の大学を目指す高校生が激増していることも伝えている。
渋谷教育学園幕張高校(千葉市)では今春、マサチューセッツ工科大など海外大30校に生徒が合格した。1983年の創立後まもなく帰国生を受け入れてきたが、近年は海外で生活したことがない生徒でも海外大を受験することが身近になってきているという。
同校では毎年、中学高校の全学年を対象に海外大進学の説明会を実施。海外大に進学した卒業生らを招き、実際の学校生活などを紹介している。2019年には約250人の生徒や保護者が参加したという。
広尾学園高校(東京都港区)では、14年に生徒が合格した海外大は9校だったが、20年には219校まで増えた。07年度からインターナショナルコースを新設し、ここ数年は同コースの7~8割の生徒が海外大を受験する。記事の中で、植松久恵・コース統括長は「近年、生徒の海外志向が高まり、海外大が背伸びして受けるものではなく、現実的な志願校として目指すようになった」と話している。