東京オリンピック・パラリンピックの開会式が、来週に迫ってきた。ただ、演出内容や出演者など詳細は明らかになっていない。
ツイッターでは予想合戦が繰り広げられている。ひときわ出演してほしい、とファンからの切なる声が聞こえてくるのが、活動休止中の嵐だ。
「NHKスペシャルナビ」は2人だけに
開会式は2021年7月23日20時~23時半、場所は東京・国立競技場だ。東京五輪の公式サイトには、開会式・閉会式は「平和」「共生」「復興」などをキーワードに、熱気や興奮が感じられ、一生に一度の体験となるような機会にする、とある。
過去1998年に実施された長野冬季五輪の開会式では、「善光寺」の鐘の音を合図にスタート。大相撲幕内力士と、横綱・曙(当時)の土俵入りなど日本文化が感じられる演出のほか、歌手の森山良子さんが子ども達とともに、テーマソング「明日こそ、子供たちが...When Children Rule the World」を披露した。
今回はどうなるのか。歌を披露してほしいアーティストとして、ツイッターでは「DREAMS COME TRUE」「B'z」「氷川きよし」「ゆず」などの名前が挙がっている。ジャニーズアイドルのグループ名を書き込む人も。その中のひとつが、「嵐」だ。
当初2020年夏に開催が予定されていた東京五輪では、「NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーター」を嵐の5人が務めることになっていた。しかし、開催延期が決まり、嵐は活動休止に入った。今回グループに代わり、嵐の相葉雅紀さん、櫻井翔さんがナビゲーターを務めるが、開会式では5人揃って歌う姿が見たいと望むファンが多い。
せめて楽曲「カイト」を開会式で
ただ、活動休止中に全員そろって開会式に登場するのは難しいだろう。一夜限りの復活が無理なら、別の形で嵐に携わってほしい――。
ツイッターには、5人の出演はなくても、せめて楽曲「カイト」を開会式で流して欲しいと望む投稿がまず目立つ。「NHK2020ソング」として書き下ろされた曲で、現在もNHKの聖火リレーハイライトなどで流れている。
松本潤さんに、開会式の演出をリクエストする声も複数ある。実は松本さんは、嵐のコンサートでも毎回演出を手掛けてきたのだ。ど派手な仕掛けはファンからの評判もよい。
嵐5人が開会式の表舞台に出なくても、松本さんが今回プロデュースすれば、「嵐・松本潤」が携わったことになる。そこから間接的に嵐を感じられる――ファンは、こう考えているようだ。