「PS5」も公売に?
入札するには、まず「官公庁オークション」の会員登録を行い、「参加申し込み受付期間」中の物件(出品物)に対して「参加申し込み」をする。この時、クレジットカードなどで「保証金」の納付が必要な場合もある。
参加申し込み受付期間を過ぎると、入札期間に移行する。落札できたら、銀行振込やあるいは市役所での支払いといった形で代金を納付する。落札した物件は市役所で直接もらうか、発送で受け取ることも可能だ。
ゲーム機が公売にかけられること自体は「それほど珍しいケースではございません」とネット公売担当者は話した。
人気のゲーム機といえば、ソニーの「プレイステーション5」(PS5)も思い出される。記者が調べた限り、官公庁オークションでPS5の出品は見つからなかった。ネット公売担当に聞くと、新型コロナウイルス禍以降ゲーム機の価値も上がっているため、今後PS5が差し押さえられることがあれば、公売にかけられる可能性はあるとのことだ。
ところで、スイッチは任天堂の保証期間内であれば、正常な使用方法で発生した故障について無償で修理を受けられる。一方で、任天堂公式サイトによると、「お買い上げの製品が、使用後に有償無償を問わず譲渡されたもの(中古品)であった場合」には、修理は有償になるとのことだ。