ピキってきちゃって
はつめ:ここからが結構面白いというか、ロックな話で。実は当時、社会科の教員になるのが夢で、上智大学の哲学科に行きたいナ~と思ってたんですが...。
いしたに:ほほー、意外な話。
はつめ:ある日、何を思ったのか「プロゲーマーに仕事を与える仕事に就きたい!」と思い、広告代理店系の就職が狙えるマーケティングとか商学部とか、そっち系に突然路線を変えました。当時のプロって、やっぱり仕事が本当になくて専業でできる人なんてほぼいなかったので、もっとプロゲーマー業界を盛り上げたいと思って。
いしたに:それはコミュニティーの中にいたり、運営側にいたりしたことがあるはつめさんらしい進路変更だと思います。なんにもおかしくない。
はつめ:そこで、当時のバイト先であるイースク(イースポーツスクエア)で入試の準備をしてたんですよ。一応AOで入試の予定だったので、当時の人脈を使って「イースポーツ業界が求める人物像とはなにか」みたいな発表をAOでしたくて。
で、バイト先で仕事終わりにいろいろまとめてた時に、当時仲の良かった格ゲー友達がふらっときて、「へ~、お前プレイヤーあきらめるんだ」みたいなこと言われて...。
いしたに:煽りだ(笑)。
はつめ:ピキってきちゃって、めちゃめちゃ悔しいなって思っちゃって。
いしたに:いいですねえ(笑)。
はつめ:その日、家に帰って親に土下座しました。大学行くのやめますって(笑)。
いしたに:わははは、ロックだ(笑)。
はつめ:なかなかロックでしょ。
いしたに:すてきだ。