おおよその方向を事前に頭に入れる
仕事で約2年間大阪に住んでいた20代男性にも取材した。各駅の場所を方角で把握して、目的地を目指すことをコツに挙げた。
大阪駅を中心に北を上にして考えて、例えば以下のように、頭の中に地図を描いて、互いの位置関係を大まかに把握してみよう。正確でなくて構わない。「大阪駅のどっち側だっけ?」と自問自答したとき、大体の位置を認識しておけば、反対方向に進むリスクを減らせる。
グーグルマップ上で見たときに、
・大阪駅は真ん中。
・大阪駅の東側にあるのは、阪急の大阪梅田駅、東梅田駅、御堂筋線の梅田駅。
・大阪駅の西側にあるのは、西梅田駅と北新地駅。
・阪神の大阪梅田駅は、大阪駅の南側(下側)。
この程度で十分。あとは地図アプリなどを見ながら目的地を目指そう。
「東京は路線がクネクネしていますが、大阪市内のエリアはメトロが『縦』でJRが『横』になっている傾向があり、わりと把握しやすい」
また、この男性も慣れてきたら阪急百貨店など、大阪ならではの建物を目印にして進むとラクだと話した。