電動キックボードのマナーも問題に
最近では「電動キックボード」をめぐるマナーも話題となっている。こちらも道交法上は原付に分類され、歩道は走れない。
2020年6月4日付の朝日新聞電子版によると、電動キックボードで大阪の歩道を走り、ぶつかった女性に重傷を追わせた男性が5月24日に逮捕された。2021年6月1日付FNNプライムオンラインも、電動キックボードで歩道を走る男性の姿を伝えている。自転車も含めて、不正に歩道を走るケースが起きている。
グラティフィットは発表資料で、ハイブリッドバイクを全国で運用を開始するにあたり、まずは都府県警や地元メディア向けに「モビチェンの具体的な操作方法や安全対策などの説明」を行っていくとしている。
自転車の走行が認められていない歩道を走行しないよう、利用者などに指導を行うといった安全対策は講じられるのか。グラティフィット広報にJ-CASTトレンドが取材すると、「普通自転車の交通ルールにのっとった走行についても、広く周知していく予定です」と話した。
走行中の「GFR」が自転車モードになっているか歩行者が見分けるには、「ナンバーの開閉による視認」が手段となるという。自転車モードではナンバーのカバーを閉じる。またモビチェンの機構によりナンバーを隠している状態では電源が入らず、モーター駆動はできないとのことだ。