若い恋人同士は位置情報チェックし合う アプリで相手の居場所すぐ知りたい

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「教えていい相手」は自分で判断

   Bさんは、自分から交際相手にアプリを使う提案をした。もともとBさんは親しい友人同士でZenlyを使っていたため、位置情報の共有には抵抗がなかった。「帰宅時間になるとアプリ見て『いま職場から家に帰ってるな』と分かれば、安心。待ち合わせの際も、いちいち『今向かってる』と連絡しなくても居場所を見ればわかるのでラクです」と、こちらもメリットのほうが大きいようだ。

   SheepDog(東京都品川区)が運営するITツール比較サイト「STRATE」は、「【恋人・パートナーがいる方への質問】Zenly等の位置情報共有アプリ利用に関するアンケート」を実施。2021年7月13日に結果を公表した。調査対象者は、全国の15~29歳の男女400人。

   この中で、全体の23.3%が恋人・パートナーと位置情報共有アプリで位置情報を共有していると答えた。年代別に見ると、10代が30%、20代が16.5%で、とりわけ10代は高い結果だった。なお調査は、21年7月5日にインターネット上で実施された。

   Zenlyでは、位置情報を隠せる機能もあり、必要に応じて自分でプライバシーの設定ができる。使い方次第では便利だが、その相手は「居場所を知らせても大丈夫」と言い切れる、信頼できる人を自分で判断するしかない。

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