買い替えたほうが安くつくことも
ただ、フィルターがホコリで汚れているとモーターやコンプレッサーに負荷がかかる。つけっぱなしの場合でも24時間稼働は行わず、1日のうち数時間はエアコンを休ませて自動そうじ機能や内部クリーンを活用すると良いという。
パナソニックは、発表資料内でほかにもエアコンを使うときに役立つちょっとした節約術を紹介している。まず、部屋の中に直射日光が入らないようにすること。同社によると、カーテンやブラインドのほか、窓の外にすだれなどを設置するのも有効だという。カーテンは、窓との間に空気の層ができて断熱効果もある。
次に、エアコンの室外機の周りに物を置いたり、囲ったりしない。熱の吹き出し口を塞ぐ形で囲ってしまうと、エアコンの冷房効率が大きく低下する場合があるため。さらに、古いエアコンなら買い替えたほうが安くつくこともあるようだ。最新のエアコンは節電性能が向上しており、10年以上前のものを使用している場合は、買い替えることで消費電力を抑えられる可能性がある。