「ワクチンが来ない」予約停止相次ぐ 五輪開幕直前に自治体から悲鳴

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モデルナワクチンの不足は分かっていた

   急にワクチンが不足することになった理由は種々取りざたされている。MBSニュースは原因の一つとして、政府がワクチン使用率を測る指標としているVRS(ワクチン接種記録システム)を挙げている。実際にワクチンを接種したとしても、VRSの入力が遅れた場合はその実績がすぐには反映されず、市町村のワクチン配分が希望より減らされるケースがあるという。

   一方、朝日新聞によると、河野太郎行政改革相は6日の記者会見で、米モデルナ製の新型コロナウイルスのワクチンの6月末までの供給量が、「世界的需要が非常に厳しいため」、当初の計画よりも6割以上少ない1370万回分だったことを明らかにした。また、そうなるということを、大型連休前ぐらいには知っていたことも明らかにしたという。

   モデルナ製のワクチンを用いている職域接種は6月21日に本格的に始まったが、政府はその直後の25日に新規の受け付けを休止している。

   この河野発言について、「女性自身」は7月7日配信の記事で、「えっ?そんなに早くわかったの」「これはひどい しかも供給大幅下振れはGW頃判明 なぜ2か月も黙っていた」というネットに広がる疑問の声を取り上げている。

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