苦手な人は砂糖の代わりに使って
アレンジしても甘酒は楽しめる。長瀬さんに「お勧め」を聞いた。まず、甘酒100ミリリットルにプチトマト3つをミキサーにかけた「甘酒トマトスムージー」。甘酒をトマトジュースで割るだけでもできる。
次に「甘酒プリン」。甘酒と豆乳それぞれ150ミリリットルを火にかけて沸騰直前まで温め、ゼラチン3グラムを加えて溶かす。容器に流し込み、冷蔵庫で冷やし固めれば完成だ。
記者も作ってみた。濃厚な口当たりだが、自然な甘さでさっぱり食べられた。ハチミツをかけて食べると、スイーツ感が増した。
発酵食品の組み合わせで、腸に良いのが「甘酒ヨーグルト」だ。甘味づけに甘酒を使う。さらに、甘酒はドレッシングにもなる。甘酒30ミリリットル、オリーブオイル45ミリリットル、酢を大さじ2分の1、塩コショウ少々を混ぜ合わせる。好みでニンジン、タマネギのすりおろしを混ぜてもおいしい。
甘酒独特の風味が苦手でも、体のために取り入れたい。そんな人は、無理にそのまま飲まずに砂糖の代用として甘酒を利用すると良い。砂糖大さじ1杯を甘酒大さじ2杯に替えるだけだ。この場合、希釈タイプの甘酒を原液のまま使うのがお勧めとのこと。
「自分がおいしい、続けやすいと思う方法で生活に取り入れてみてくださいね」