店の集客に寄与、値引きされることも
阿生さんは普段、平日はテレワーク&自炊で自宅にこもり、週末に1日3軒のペースで店をはしごし、発信する。
冒頭で紹介したように、阿生さんのブログやツイッターでは新店情報が頻繁に紹介される。阿生さんによると、中国版インスタグラムと呼ばれる「小紅書(RED)」で情報収集しているそうだが、ブログ更新のスピード感は、中国人も「すごく早い」と驚くほどで、阿生さんの投稿が中国のSNS「微博(ウェイボ)」に逆輸出され、バズることもある。
その地道な取り組みは、多くのB級グルメ好きを引きつけるようになり、2021年に入るとツイッターのフォロワーが急増。ブログで紹介した店を再訪した際には、老板(ラオバン:中国語で店主の意味)から「日本人の来客が増えた」と感謝されたり、値引きしてもらうことも増えたという。