タカラトミーグループのタカラトミーアーツ(東京都葛飾区)は、フィンランドのインテリアブランド「アルテック」コラボレーションのカプセルトイ「アルテック 北欧家具 ミニチュアコレクション<アルヴァ・アアルト>シリーズ」を、2021年7月26日から全国のカプセル自販機で順次発売する。
それに先だち、7月7日から同ブランドの旗艦店「Artek Tokyo Store」(東京都渋谷区)およびフィンランド大使館(同港区)で先行発売する。
木目などを精巧にミニチュア化
1935年に創業した同ブランドの創設者の1人、アルヴァ・アアルト氏がデザインを手がけた北欧家具を高さ約40~65ミリでミニチュア化。同ブランドと「アルヴァ・アアルト財団」が監修し、正式に承認されたという公式製品。
1933年にデザインされ、これまでに数百万脚以上販売した「スツール 60」をはじめとした同ブランドの著名な家具を手のひらサイズにアレンジ。小さくなってもそれぞれの家具の魅力が伝わるよう、バランスを取りながら忠実にミニチュア化したとのことだ。
「スツール 60」は、円形の座面と3本の脚で構成され、"L-レッグ"と呼ばれる脚部の特徴やフィンランドの白樺(バーチ)材の木目、ネジやロゴシールなどの細部に至るまで精巧に再現。実物同様にスタッキングも可能だ。カラーはイエロー、グリーン、ナチュラル、レアカラーの2nd Cycleの全4色。
「41 アームチェア パイミオ」は、掃除や手入れのしやすい軽量なバーチ材の質感を再現。「66 チェア」は、バーチ材を用いた広めで大きく穴の開いたデザインの背もたれなどを再現している。
「901 ティートロリー」は、バーチ材の合板を曲げ加工したフレーム、2つの棚や車輪、持ち手などをコンパクトサイズで表現した。
価格は1回400円(税込)。