東京五輪「無観客」の現実味 サッカー欧州選手権で集団感染相次ぐ

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五輪相がワクチン無理解

   東京の感染拡大や、海外の巨大スポーツイベントで集団感染。開幕を目前に控えた東京五輪は、手厳しい現実に直面しているが、何れも想定されていたことだけに、後手に回っている感が否めない。

   加えて政府部内のトンチンカン発言が混乱に拍車をかけている。丸川珠代五輪相は6月29日、「東京五輪はそもそもワクチン接種を前提としていない」「ワクチンは1回目の接種で、一次的な免疫をつけていただく」などと記者会見で語り、あきれられた。

   自民党の額賀福志郎元財務相は6月28日、コロナ感染を公表しているが、すでに1回目のワクチンを打っていたことが明らかになっている。

   ワクチン2回接種が必要不可欠というのは今や常識。厚生労働省のウェブサイトでも、モデルナ社のワクチンは「十分な免疫が確認されたのは、2回目を接種してから14日以降」、ファイザー社のワクチンも、「最も高い発症予防効果が得られるのは、2回目を接種してから7日程度経って以降です」と解説されている。

   来日する五輪選手団にワクチン接種は義務付けられているわけではない。IOC(国際オリンピック委員会)によると、来日する各国・地域代表団の84%、報道関係者の70~80%がワクチン接種済みとなる見通しだ。一部では副反応を嫌って接種しないで来日する選手もいることも、報じられている。

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