各種家電を手がけるハイセンスジャパン(神奈川県川崎市)は、75V型4K液晶テレビ「75A6G」を2021年7月上旬に発売する。斜めから見ても色褪せないというADSパネルを採用したほか、BS4K/110度CS4Kチューナーを内蔵する。
コンテンツに合わせて高画質化
基本的な映像処理に加え、様々なコンテンツやシーンに特化した映像処理を行う「NEOエンジンLite」を搭載。クラスを超えた美しい高画質を実現したという。
地上デジタルやBS放送を、ノイズを抑えながら4K映像にアップコンバートする「4K復元」、ネット動画やVOD(ビデオ・オンデマンド)コンテンツを分析して最適な映像処理を行う「AI(人工知能)ネット映像高画質処理」などの高画質処理機能を搭載。
映像の特徴に合わせて画面上の複数のエリアを解析し、ディテールの細かいエリアは精細感を引き上げ、ノイズの目立ちやすい平坦なエリアはノイズリダクションを施し滑らかな表現にする「エリア別クリア復元」。映像のエッジ部や平坦部を識別しノイズの種類に合わせてクリア処理、小さな文字の周りやエッジ周辺などの様々なノイズを低減する「クリアノイズ処理」などの機能を実装する。
遅延が少なく判定にシビアなゲームに適する「ゲームモード」を備える。入力機器からの情報に連動して低遅延/高画質の両モードを自動で切り替える「ALLM(Auto Low Latency Mode)」、「HDR10」「HLG」両HDR(ハイ・ダイナミックレンジ)規格に対応する。
BS4K/110度CS4Kチューナー×1、地上デジタル/BS/110度CSデジタルチューナー×2を内蔵。インターフェイスはHDMI×3、ビデオ入力×1、USB 2.0×2、有線LAN端子×1など。無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac準拠)対応。
市場想定価格は16万円前後(税込)。