そして「挑戦」は続く
「おお、9枚! これは、一番予想していなかった枚数ですね~!」
楽しげな川口さんをよそに、J子はうちひしがれていた。失敗してしまった...。
9枚!なんで!なんで、あと1枚が割れないんだ~!
川口さんによると「的よりも、少し右にそれた」ことが敗因。瓦を見ると、確かに右に傾いた割れ方をしている。やってしまった!
川口さん「もう一つ、瓦の枚数が増えて高さが増すと、打点もその分高くなります。割る人の身長と瓦との距離感の問題ですね。割るときに力が入りにくい、膝を曲げるタイミングを合わせるのが難しい枚数は、人によって違います」
J子「確かに、思った以上に瓦までの距離が短くて慌てたかも...キーッ、悔しぃい!」
川口さん「でも、おいしいじゃないですか。前(8枚)より割れていて、かつ10枚には届かなかったっていうのは。『過去にクリアしたはずの枚数に再度挑戦したら、割れなかった』ってケースは珍しくないので、すごいですよ。ぜひまた10枚チャレンジにお越しください(笑)」
確かに、このままでは終われない! 10枚中9枚分のモヤモヤは解消されたけど、1枚分のモヤモヤが残っている!
川口さん曰く「スクワットとイメージトレーニング」が有効だそう。待ってろよ~、瓦! 次回こそは絶対に10枚割ってやるぞー!