通信制高校から18歳で米国の名門大学院へ 驚異の「異能」支える孫正義育英財団

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200人超を育英支援

   金子さんの経歴で注目すべきは、孫正義育英財団の支援を受けているということだ。同財団は2016年設立。代表理事は孫正義・ソフトバンクグループ代表、副代表理事は山中伸弥・京都大学iPS細胞研究所所長。

   財団は「高い志と異能を持つ若者を財団生として認定し、才能を開花し、未来を創る人材として羽ばたくための様々な支援を提供します」とうたっている。具体的には、財団生を選抜して支援金を給付し、全財団生が利用できる交流施設なども用意している。

   給付された支援金には、原則として返済の義務はない。支援金給付者の進路、その他一切については、本人の自由だという。以下のような支援例が記されている。

・新しいテクノロジーの研究・開発費用の一部もしくは全額支援
・起業や社会活動に関わる準備費用の一部もしくは全額支援
・留学や進学費用の一部もしくは全額支援

   財団のウェブサイトを見ると、財団生は4期生までおり219人。最年少は9歳、最年長は29歳。10歳未満が3人(1%)、10代が80人(37%)、20代が136人(62%)。日本人以外の名前も見受けられる。日本を軸にアジアの「神童」「異能」たちを支援するのが狙いのようだ。

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