医師が勧める「適切な水分補給方法」
アクエリアスは調査結果を元に、1 日の水分摂取状況を調べる実証実験を行い、その様子を動画で公開した。実際の家族2組(高齢夫婦・親子)に1時間、普段通り過ごしつつ水分を摂ってもらったところ、「1時間で飲むべき量(約200ミリリットル)の水分を摂取せずに過ごしている」ことがわかった。加えて、オンラインでも5人に同様の実験を行い、同じ結果になった。
アクエリアスは水分補給は「意識しなければ思うようにできない」と指摘。夏は屋内でも汗をかき、屋内熱中症の危険性も高まると警鐘を鳴らしたほか、ふじみの救急病院の鹿野晃院長による「望ましい熱中症対策」を、発表資料で紹介している。中でも「適切な水分補給方法」は以下の通りだ。
1.習慣をつける
起床時と就寝前、毎食後、おやつの時間にコップ1杯(200ml)の水分をとる習慣をつける。これだけでも1200ミリリットル補給できる。さらに、散歩や買い物、仕事など何か行動を起こす際にも水分補給する習慣がつけば、摂取不足をかなり防げる
2.目安をつくる
ペットボトルに目盛りを付ける。最近では目盛り入りの水筒も手に入るため、それを参考にしながら飲むのもおすすめ