「ワクチン詐欺」若い世代を狙い始めた 電話やショートメッセージで予約誘う手口

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URLはクリックしちゃダメ

   国民生活センターによると、ワクチン接種券配布前後や接種の予約後などに自治体名を語る連絡があると、普段は「怪しい」と感じても接種に関する連絡と思い対応してしまう場合があるという。しかし、たとえ電話やメールで公的機関の名称を名乗ったとしても、それだけで本当にその組織からの連絡かどうかはわからない。

   上記の事例にあったように、知らない番号からのSMSには注意が必要だ。記載されているURLのリンク先は、詐欺的なサイトにつながる可能性もあるため、安易にクリックしてはいけない。また、怪しい電話がかかってきた場合は一度切ろう。

   まずは国や自治体など公的機関が広報誌やウェブサイトなどで公表している問い合わせ先を確認することが大切だ。国や自治体が、ワクチン接種のために金銭や個人情報を電話やメール等で求めることはない。接種は無料のため、「優先して接種を受けるための費用」などと称して金銭を求めることもない。個人情報や金融機関情報を聞かれても絶対に答えないよう気を付けよう。

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