ワクチン接種してもコロナに感染 東京五輪「ブレークスルー」が怖い

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「プレーブック」で細かく規定

   五輪選手団の検査体制については15日に公表された「プレーブック」で細かく規定されている。NHKによると、選手やコーチなどは、日本に出国する前の96時間以内に2回の検査を行い、このうち1回は72時間以内に行う必要がある。

   この時には、唾液か鼻の奥のどちらかの検体を使い、PCR検査や抗原検査など日本政府が承認している方法で検査を行うことが求められている。

   そして日本に入国する際も空港で検査を受け、その結果が出るまでは空港内で待機し、陽性だった場合は選手村の発熱外来に搬送されて再検査を受ける。空港で陰性だった場合でも、原則として、毎日検査を受ける必要がある。

   検査はまず唾液による抗原検査が行われ、選手などは朝9時と18時のいずれかで検体を提出する。最初の検査で陽性か、不明確だった場合は、同じ唾液の検体を使ってPCR検査をするという。

   内容は今後も修正される可能性があるとされている。27日の朝日新聞によると、政府はインドで確認された変異株(デルタ株)が流行する6か国から来日する選手に対し、自国から出国するまでの7日間、毎日ウイルス検査をするよう求める方針を固めたという。

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