ダイソーの「味付けたまごメーカー」。SNS上などで注目を集め、一時入手困難となった。J-CASTトレンドではこれを探し求め、ようやく購入できたのは18店目だったという人気ぶりだ。市販のめんつゆを調味料として味付けたまごを作れる容器だが、商品説明によると、めんつゆに限らず「お好みの調味料」でも問題ない。
ヱスビー食品(S&B)の公式サイト上では、香辛料を使った液に漬ける「スパイスたまご」という料理のレシピが載っている。これを参考に「味付けたまごメーカー」を活用し、作ってみる。作り方はシンプル
卵は4個用意し、6分半ゆでる。その後、氷などを浮かべた冷水などに入れると、殻をむきやすい。
スパイス液の材料は以下。
・クミン(ホール) 小さじ1
・コリアンダー(ホール) 小さじ1/2
・カルダモン(ホール) 2個
・鷹の爪(中の種は除いておく) 1本
・ローリエ 1枚
・ブラックペッパー(ホール) 小さじ1/4
・パプリカ(粉) 小さじ1
・砂糖 小さじ1
・塩 小さじ1/2
・水 120ミリリットル
ホールとは、粉状に加工されず原型のまま売られているスパイスのことだ。コリアンダーはホールタイプが見つからなかったため、パウダー状のもので代用した。
作り方はシンプル。まずクミン・コリアンダー・カルダモン・鷹の爪・ローリエ・ブラックペッパーを香りが出るまで弱火で炒る。今回は3分ほど加熱した。その後、パプリカ、砂糖、塩と水150ミリリットルを加え、沸騰させれば液は完成だ。
味付けたまごメーカーに半熟の卵をセットし、液を注ぐ。ローリエが少し邪魔となったが、位置を試行錯誤し、どうにか落としぶたを閉める。今回は1時間漬けた。実食といこう。
カレーのトッピングにいける
パプリカの色か、卵はほんのりと黄色くなった。たまごメーカーの力で全体が染まっている。
食べてみると、味はそれほど濃くなく、ほんのりと辛みがする程度だ。ただスパイスの香りはしっかりと付いており、食欲をそそる。日本のカレーというよりは、インドカレー店で出てくるようなエスニックな香りだ。もう少し塩の量を増やせば、ビールといったお酒に合いそうだと感じた。
今度はカレーライスにもトッピングする。最初からスパイスが染みているため、カレーとの相性はいい。一方で、ルーとはまた違う味付けのため、時々「スパイスたまご」を口にすることで飽きることなくカレーを楽しめた。
想像したよりもスパイスの味は控えめだが、それぞれの香辛料や塩の分量、そして漬ける時間を増やせば違った印象になりそうだ。なおS&Bのレシピによると、漬けこみ時間は「1時間から一晩程度」としている。