講師を交えて2選手が英語で会話
1日3時間、毎日英語学習の時間を作り出すのは簡単ではない。2人も最初は「自信なかった」(菅原選手)、「僕も『できるかな』と思った」(中山選手)と振り返る。それでも練習や試合のハードスケジュールを縫って学習に励み、その成果は形となって表れた。
中山選手「ミーティングで監督から意見を求められたとき。(最初の頃は話せなかったので)チームメートも気になっていたと思うが、英語で僕が話し始めると『おっ』という雰囲気になって、終わると拍手が起きてうれしかったですね」
菅原選手「チームメートと自分の家で食事する時間が増えたことで、成長を実感しました。僕は料理が得意なのですが、仲間たちも僕が英語をしゃべれると認識するようになって、家に来ていろいろな話をできるようになりました」
その後、ネイティブ講師を交えて2人が英会話。オランダでの生活ぶり、チーム内でのコミュニケーションの様子を、両選手ともすべて英語で説明していた。