嵐の相葉雅紀さんと櫻井翔さんが、2021年7月放送の2つの音楽特番でそれぞれ司会を務める。相葉さんが14日放送の「2021 FNS歌謡祭 夏」(フジテレビ系)、櫻井さんが3日放送の「THE MUSIC DAY」(日本テレビ系)だ。
しかし、嵐は活動休止中のため、グループでの出演はもちろんなし。司会だけでも嬉しい、司会だけでは悲しい――。ファンの反応は2つに分かれている。
「嵐」というグループがいない現実
「FNS歌謡祭」、「THE MUSIC DAY」はいずれも毎年放送されている歌番組。相葉さんは2019年、櫻井さんは2013年からそれぞれ司会に起用されている。嵐としてもパフォーマンスするのが恒例で、長時間にわたって嵐の姿が見られると、ファンが楽しみにしている番組のひとつだった。今年は活動休止中だが、引き続きの登場だ。
ツイッターを見ると、嵐の居場所を守ってくれてありがとう、2人の能力が評価されての司会起用は本当に嬉しい、といった喜びの投稿が目立つ。
一方で、5人そろってのパフォーマンスは見られない。司会はしても、その場に嵐というグループがいない現実がさみしい、出演欄に嵐の文字がないことがつらい――悲しみの声が絶えない。
両番組とも、ほかのジャニーズグループが多数出演予定だ。「THE MUSIC DAY」には、番組史上最多の11組。新企画のメドレーに登場するとのことで、櫻井さんも後輩と一緒に歌ってほしい、嵐の楽曲をほかのジャニーズに歌ってほしい、と望むファンも多い。少しでも嵐を感じたいようだ。
嵐は、「NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーター」に就任している。東京五輪は7月23日に開会式だが、今のところ嵐として特別な活動が行われるという発表はない。