「いけ!! 理系アスリート」
陸上競技は基本的に個人競技。このため自分のスケジュールに合わせて練習しやすい環境にある。とはいえ医学部の場合は、実習などもあって、日ごろの勉強がとてつもなく大変だ。スポーツとの両立の道は極めてハードルが高い。
同じようなことは程度の差はあれ、理系の学生全般にあてはまる。大学スポーツに特化したデジタルメディア「4years.は」は「いけ!! 理系アスリート」を連載している。
「『文武両道』――言うは易く行うは難しの代表例だろう。特に理系ともなれば、練習時間を確保することさえ、たやすいことではない。この連載では日々奮闘する『理系アスリート』を紹介し、どんな意識で競技に取り組んでいるか、心の内に迫ります」
様々なジャンルの理系アスリートが登場する。理系を目指す高校生アスリートにとっては、大いに励みになり、参考にもなる読み物シリーズだ。
スポーツの世界はプロ化、セミプロ化が進んで日本の五輪代表も近年、実業団選手が多いが、かつては学生が主役だった。1912年に日本が初めて五輪に参加した時の代表選手は、東大と東京高師(のちの東京教育大、現在の筑波大)の2人だった。