「10連けん玉」3週間で攻略せよ! 膝の使い方が「芸術」、汗と涙と挑戦の結末は

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ラスボスじゃなかったのかよ

   来る日も来る日も山形工房の教え通りに挑戦し続けること、幾星霜。乗る玉の数が7~9で推移し始めた。ゴールが近い!

   努力が実ったのは、6月17日のことだ。期限まであと2日しかないという「焦り」で自分を追い込めたことが、かえって功を奏した。

   正直、成功して真っ先に感じたのは「信じられない!」だった。失敗して玉が落ちると、両手ごと体が下に強く引っ張られるが、1個も漏らさず皿に乗せられると「カチッ」という音も揃い、衝撃も少ない。これぞまさに「ちょー気持ちいい!」。

度重なる練習の結果、皿の縁に玉が何度もぶつかって色が移ってしまった
度重なる練習の結果、皿の縁に玉が何度もぶつかって色が移ってしまった

   無事、期限の「3週間以内」に(ギリギリ)間に合ったので、「ら、楽勝で攻略できましたけど?」と、成瀬さんにドヤ顔で報告。すると成瀬さんは祝福の言葉と共に、山形工房・梅津雄治代表取締役社長からのメッセージも届けてくれた。「成功おめでとうございます!すごく難しいけん玉なのに諦めずにチャレンジして成功されたこと、とても素晴らしいと思います!」...褒めていただけて光栄です!

   このときのJ子は知らなかった。まだ「上」があることを。

「せっかく習得されたので、宴会や余興などでみんなを『おおーーっ!!』と言わせる持ちネタとして活用してもらえると嬉しいです。また、50連けん玉も存在するので、機会があればそちらにもチャレンジしてもらいたいと思います」

50連けん玉
50連けん玉
50連けん玉

   ...読み間違いかな。

   目を擦ってもう一度、見直したが「50」の文字は変わらずそこにある。「10連」ですらここまで苦労したのに、5倍! 一人じゃ、そもそも皿を持ち上げられる気がしない...誰か一緒に挑戦してーっ!

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