厚労省サイトの説明は
21年6月18日付の「さんいん中央テレビ」の報道によると、アセトアミノフェンは発熱や頭痛に効果があり、子どもの薬にも使われるなど、副作用が少ないのが特徴だという。
また6月15日付のテレ朝ニュースの報道で、国際医療福祉大学の松本哲哉主任教授は、副作用が少ないということを理由に、新型コロナワクチン接種後の発熱対策として「アセトアミノフェン」を推奨。一方で、「自分が使っている鎮痛剤があれば、それを使っていただいても構いません」と続けている。
このようにアセトアミノフェンを推奨する声などが、ほかの市販薬に比べて品薄となっている背景にありそうだ。
なお厚生労働省が設置しているサイト「新型コロナワクチンQ&A」では、「市販されている解熱鎮痛薬の種類には、アセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬(イブプロフェンやロキソプロフェン)などがあり、ワクチン接種後の発熱や痛みなどにご使用いただけます」と説明している。ただ、薬によりアレルギー症状を起こしたことがある場合や、発熱といった症状が重い場合などには主治医や薬剤師に相談するように求めている。