「セブンアップ」缶の国内製造終了していた 今年1月にひっそりと

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   炭酸飲料「セブンアップ」。緑色をベースに、「7up」と印字された缶で、レモンとライムの香りがするドリンクだ。自動販売機で一度は見たことがあるかもしれない。

   「セブンアップ」ブランドは米「ドクターペッパー・スナップル・グループ」が所有。日本ではサントリー食品が製造し、350ミリリットル缶を販売してきた。実はこの缶の製造は、すでに終了している。

  • セブンアップは1929年に米国で誕生した(画像はサントリー食品インターナショナル広報提供)
    セブンアップは1929年に米国で誕生した(画像はサントリー食品インターナショナル広報提供)
  • セブンアップは1929年に米国で誕生した(画像はサントリー食品インターナショナル広報提供)

ドリンクバー用は生産継続

   サントリーの公式サイト内で「セブンアップ」を検索すると、350ミリリットル缶の商品ページのみが出てくる。2021年6月18日現在、このページには「製造を終了しました」と記載されている。

   この事実、あまり周知されていないのか、これまでSNSや報道で話題となった様子が見当たらない。ツイッターでは、5月ごろからはおよそ2〜3日に1回というペースで終了に驚くユーザーのツイートがみられるが、注目を集めて大きく拡散されたような投稿はない。

   J-CASTトレンドがサントリー食品インターナショナル広報に取材すると、セブンアップの350ミリリットル缶は2021年1月に製造を終了したとの話だ。すでに出荷も行われていない。スーパーマーケットやコンビニエンスストア、自動販売機、通販サイトといった各店舗では購入できなくなる。国外では他社による製造が続いているが、今後の輸入については「未定」とした。

   ただ、サントリー食品は飲食店などにあるドリンクバー用の「セブンアップ」製品も生産しており、こちらについては終了せず「引き続きお楽しみいただけます」とのことだ。

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