若林(京都市)は、京都のテキスタイルブランド「SOU・SOU(ソウソウ)」から"高島ちぢみ"のトランクスを発売。2021年6月11日に発表した。
肌との密着を減らす
滋賀県高島市で生産されている「高島縮」は、シボの凹凸によって肌との密着を減らし、吸汗性・速乾性・通気性・吸湿性・放湿性に優れているので、"体感温度マイナス2度"を実現する伝統的な綿素材だ。その歴史は江戸時代から始まり、現代に至るまで肌着やパジャマ、ステテコなどに用いられ親しまれてきた。
前開きなしのシルエットに、「SOU・SOU」オリジナルのポップなテキスタイルをあしらったユニセックストランクスが登場。板尾織物謹製の高島縮40/40エンボス生地を使用し、伸縮性も装備している。
また、SOU・SOUのテキスタイルはすべて京都の着物文化を支えてきた染工場による手捺染(てなせん、別名京都友禅)。型の合わせ具合や重ね合わせによる色表現など、熟練した職人の手技が必要だという。なお、SOU・SOUの生地には規制対象の有害物質(24種類の特定芳香族アミン)を生成するアゾ染料不使用。
臙脂(えんじ)色、間がさね墨黒に苔、けんらんなど6種類をラインアップした。
サイズはM/L、価格は各2970円(税込)。