新大久保「激安マスクストリート」の今 「1箱200円」もはやコロナ前より安い

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

「イスラム横丁」1年前と同じ場所に

   それでもまだ、使い捨ての箱マスクを売る店は健在だ。1年前は、「イスラム横丁」の食料品店で見つけた50枚900円の箱マスクが最安値だった。店先に並んだ大量の白い箱は、目を引いたものだ。当時はこれでも「激安」だと感じた。

   今回、改めて同じ店を訪れた。すると、1年前と同じ場所に、緑色の箱マスクが大量に並んでいる。中国産で、1箱50枚入り税込299円。価格は昨年の3分の1だが、見た目のインパクトの強さはそのままだった。

   別の食料品店の外に陳列された商品を見ていたら、食品の間に何やら見覚えのあるものが。これは1年前に同店で、1箱1400円で販売されていたマスクだ。

1年前に1400円で売られていたマスク(2020年6月16日撮影)
1年前に1400円で売られていたマスク(2020年6月16日撮影)

   段ボールの中に5箱ほど入っている。1箱200円と、大幅に値下がりしていた。

現在は200円まで値下がりしていた(2021年6月15日撮影)
現在は200円まで値下がりしていた(2021年6月15日撮影)

   別の雑貨店では、バングラデシュ産のマスクが売られていた。1箱税込218円と破格だが、見ている限り手に取る人はいなかった。

バングラデシュ産の218円の箱マスク
バングラデシュ産の218円の箱マスク
姉妹サイト