「泡があふれる」といった特徴がSNS上で話題となった、「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」。2021年4月の発売時には品薄や転売が発生した。きょう6月15日に再販された。
4月21日には、販売数量見込みに対し商品供給が追い付かないことを理由に一時休売が発表されていた。今回の再販も、数量限定での販売となる。現在の入手難易度を確かめようと、スーパーマーケットとコンビニ5店を調査した。
スーパーの在庫は余裕の印象
6月15日のツイッターでは、再販を伝えるライブドアニュースのツイートが1000回以上リツイートされるなど、一定の盛り上がりを見せている。「やっと入手できた」と喜ぶツイートが数十件以上みられる一方で、すでに売り切れとなっていたと嘆く投稿も複数みられる。
記者は15日14時ごろに東京都中野区のコンビニエンスストアを訪れた。4月6日の先行販売時にも生ジョッキ缶を入荷していた店舗だ。飲料コーナーを見ると、生ジョッキ缶のスペースは2列用意されているものの、残り2缶だった。店員に聞くと、店舗の倉庫にはまだ20缶ほど置いてあるとのことだった。
続いて区内のスーパーマーケット。店頭には20缶ほどの生ジョッキ缶が置いてあり、在庫にはまだ余裕がある印象だった。
新宿区のコンビニ2店を訪れると、1店で取り扱いがあるものの、店頭にある生ジョッキ缶の棚は空だった。店員に聞くと、倉庫にはまだ数本残っているとした。またスーパーマーケット1店を訪れたが、こちらではすでに売り切れだった。結果として、5店のうち3店で生ジョッキ缶を発見した。
7~9月にも限定発売
6月15日15時にECサイト「アマゾン」を見ると、「Amazon.co.jp(アマゾン公式)」以外の業者から生ジョッキ缶24本セットが1万4000円(税込・以下同)で販売されていた。コンビニやスーパーでは198円〜219円だったことを考えると、高騰しているようだ。フリマアプリ「メルカリ」では、生ジョッキ缶6本セットが2500円、4缶セットが1990円といった価格で数件転売されていた。
なお、生ジョッキ缶は今後21年7月13日、8月3日、9月7日にそれぞれ数量限定で発売される予定だ。