災害への備え、5割以上が「不十分」 生活再建のための保険加入、貯蓄は後回し

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定期的に保険の見直しを

   続いて、回答者の両親の住宅ローンの実態と保険の関係性について。「ご両親は現在、住宅ローンを払っているか」と質問したところ、12.2%が「わからない」と答えた。ほとんどが支払い状況を把握する一方で、「ご両親は現在、家財保険に加入しているか」については6割以上が「わからない」(63.1%)と回答した。

   調査はインターネット上で2021年4月30日~5月6日に実施された。

   高荷氏によると、災害で自宅や家財が大きな被害を受けた場合、経済的な負担も大きくなるため、まかなうための貯蓄や保険の状況を知っておくことが備えとして非常に重要だという。また、住宅ローンは完済まで自動的に支払いが続くが、火災保険、家財保険の契約期間は住宅ローンとイコールではない場合も。「特に近年では契約期間が短くなっている」といい、改めて保険の定期的な見直しが大切だとコメントしている。

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