「Job Canvas」でテレワークの業務を可視化
「かんたんテレワーク スターターパック」には、働き方可視化サービス「Job Canvas」も含まれており、マネジメントに関する課題解決もサポートする。
在宅勤務をはじめとしたテレワーク環境では、マネジャーがスタッフ一人ひとりの状況を把握できないというマネジメントの課題が顕在化してきている。Job Canvasを導入すると、テレワークで利用している業務PCの稼働状況が自動的に収集され、タイムラインで可視化できるようになる。オフライン時に行った業務も記録されるため、正確な状況を把握可能。個人またはグループごとのアプリケーション利用状況も確認でき、データを分析して業務の効率化に役立てられるのもポイントだ。
PCの稼働データを自動的に取得。「Microsoft Teams」と連携しており、状況表示を見ながら指示を出せる。
アプリケーションの使用状況をランキングで表示。「メール対応に時間を割いている」「ブラウザの使用時間が多い」など、作業の分析に役立つ。
稼働状況をタイムラインで可視化する機能も搭載。スタッフの動きを把握して、業務効率を向上できる。
2021年4月には、Job Canvasの画面に表示されているユーザー名から、Microsoft Teamsのチャット画面や通話画面へ移行可能になった。これにより、迅速な対応が必要な業務を適切なスタッフに割り振ったり、働きすぎのスタッフに連絡したりといった管理が行えるようになり、テレワーク環境におけるマネジメントの効率化が実現。さらにCSVデータのエクスポート機能も搭載され、収集したデータを使ってさまざまな分析が行えるようになっている。
業務の可視化というとスタッフを監視するようなイメージもあるが、Job Canvasはスタッフを「より働きやすく」するためのツールに仕上がっており、快適なテレワーク環境の構築を強力に支援してくれるはずだ。